葉挿し

セントポーリアは一枚の葉から苗を作ることができます。

方法は幾つかあります。
①水に挿す

これでも充分に発根→発芽します。
ただ、茎が 底に付くと曲がってきますので、セロテープ等で浮かせる工夫をすると良いかもしれません。


水に挿して一ヶ月経って発根した葉

茎は曲がってますが、発芽しているものもあり
ます。

水の中で発根した根には根毛がなく、このまま用土に植えると直ぐに用土に馴染みません。


ラップ等で包むようにしておくと、葉からの蒸散を防ぐと同時に、葉がグラグラ動かないようにするので良いようです。


②セントポーリア用土に挿す



植え替えの二度手間が省けます。パーライトやバーミキュライトの単用でも良いでしょう。ただ、水挿しも含めて 発芽してから苗の生育が悪いので、発芽したらセントポーリア用土に移すと良いでしょう。

【注意点】
◎葉を切るときは、カッター等の鋭利な刃物を使うこと。ハサミで切ることは厳禁です。切り口の細胞が潰れ、切り口から腐りやすくなります。切り口には、ミリオンソフトシリカの粉やハイフレッシュ、リフレッシュ等の粉をまぶして、雑菌による腐り込みを防ぎます。ない場合は切り口を半日ほど乾かしてから挿すと、腐りにくくなります。ただ、発芽は少し遅れることがあります。
(新情報)
切り口にシナモンパウダーを付ける。シナモンには強い殺菌効果があるので、切り口から雑菌の侵入を防ぐのではないかと思います。只今、実験中




◎途中で、葉を動かさないこと。葉を用土から抜いて、根の状態を調べることは、絶対にやめましょう。発芽を遅らせます。

◎根がありませんので、葉からの蒸散を防ぐために、葉にはビニールやラップをかけると良いでしょう。


◎置き場所は、セントポーリアの花が咲くのと同じ明るさの所に置きましょう。

◎発根は、品種にもよりますが、一週間ほど、発芽までは早いもので40日、遅い場合は3ヶ月ほどかかる場合もあります。

それ以上経っても発芽しない場合は、切り口のカルス組織が異常なので、再度切り直すと良いでしょう。🔙

続く


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