Concord

日本で生まれた、キメラのセントポーリア「コンコルド」

これはNew Concordとも言われています。

在来のConcordに比べて、縞が消えにくく、白と青紫ではなくて、薄い紫に恋青紫の縞です。

また、葉も変化しているので、New Concordと言っても良いかもしれません。

これは、昔あった千葉の浜金谷の温室で、私自身が見いだしたものです。

在来種のコンコルドは、これはもっと昔·····今から40年くらい前に、川上敏子先生が愛知にあった、尾崎園芸の温室で、ラプソディ種のエルフリードから変化した株を発見されたものです。

エルフリードは青一色、葉が硬くて分厚くやや光沢がありましたが、このNew Concordは、葉が少し違っています。表現が難しく、当初私自身「シュープリームタイプ」としましたが、ちょっと無理があるようなので、どなたかが、命名してくださった「New Concord」として扱っています。

あまり大きくならず、栽培も、少し難しいかもしれません。
ストーク挿しも、托葉が小さくて細いので着きにくくて、私にはなかなか殖やすことが出来ません、
また、通常脇芽も出ません。

業者ならば、頂芽カットで強制的に脇芽を出して殖やすこともするのでしょうが、私は頂芽カットが嫌いで殆どしません🙅‍♀。
この程度には咲いてくれます。
今は7月、暑くなってきたので、葉が立ち上がってきました。

更に、肥料を変えたので、茎も伸びていますね。

この辺は、私のブログを購読している方はお解りになると思います。

セントポーリアは、楽しいです。多くの方が、たくさんの種類を栽培されて、個々のセントポーリアの個性を掴まれることを願っています。

【注】ラプソディ種は、オプチマラ種と同じ、ホルトカルフ社で作られた汎用のセントポーリアで、アメリカで交配されたものが「オプチマラ種」、ドイツで作り出されたものが「ラプソディ種」と呼ばれます。

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